top of page
decorative_hand_painted_alcohol_ink_background_with_gold_glitter_0905_edited.jpg

【緊急事態】「社長、警察から電話です!」 従業員が逮捕された時のサバイバルガイド 🚓

  • Unite-ventures.com
  • 2025年12月7日
  • 読了時間: 4分

こんにちは!


平和な月曜日の朝。美味しいコーヒーを飲みながらメールチェック。

「今週も頑張ろう」なんて思っていた矢先、総務の電話が鳴り響きます。


「〇〇署の刑事課ですが、御社の社員のAさんを逮捕しました」

……ブッ!!(コーヒーを吹き出す音)


ドラマの中の話ではありません。

これは、ある日突然、あなたの会社に降りかかるかもしれない「リアル」です。


社員が逮捕された!


さあ、どうする?


即クビ?


記者会見?


それとも差し入れにカツ丼を持っていく?


今日は、そんなパニック必至の状況を生き抜くための「人事担当者のための逮捕対応マニュアル」を、ちょっとユーモアを交えて(でも内容は真面目に)お届けします。


【Level 1】まずは深呼吸。「逮捕=有罪」ではない!


電話を受けた瞬間、あなたの脳内では「解雇通知書」の印刷ボタンを連打したくなるかもしれません。「ウチの会社から犯罪者が! 即刻クビだー!」と叫びたくなる気持ち、ええ、わかりますとも。


でも、ちょっと待った! その指を止めてください。


日本の法律には「推定無罪の原則」という、とっても大事なルールがあります。

「裁判で有罪が決まるまでは、あくまで『無実』かもしれない人」なのです。


もし、誤認逮捕だったら?

痴漢を疑われたけど、実は人違いだったら?


勢いで「今日でクビ!」なんて言ってしまうと、後で社員が戻ってきた時に、逆に会社が「不当解雇」で訴えられ、あなたが法廷に立つという、笑えないオチが待っています


★教訓:まずは落ち着け。逮捕されただけでは、まだクビにはできない。


【Level 2】「プライベート」か「業務中」か、それが問題だ


さて、落ち着いたら状況確認です。Aさんは何をやらかしたのでしょう?


  1. 業務上横領、会社の車でひき逃げ(業務関連

    → アウトです。 会社の信用ガタ落ちです。

      懲戒解雇の準備運動を始めましょう。


  2. 休日に居酒屋で喧嘩、酔っ払って看板を蹴った(プライベート

    → 微妙です。

      ここが悩みどころ。


会社は原則、社員のプライベートまで管理できません

「休日に看板を蹴った」だけでは、即クビにするのは難しいのが現実。「バカなことしたなあ…」と呆れながら、まずは様子見です。


ただし! 「テレビのニュースで社名入りで報道された」 となると話は別


「御社の社員教育はどうなってるんだ!」とクレームの電話が鳴り止まない事態になれば、会社の信用を傷つけたとして、懲戒処分の対象になり得ます。


★教訓:報道されるかどうかが、運命の分かれ道。


【Level 3】面会に行けるのは「弁護士」だけ? いえ、あなたも行けます(たぶん)


逮捕されると、最大72時間は家族ですら会えません


その後、「勾留(こうりゅう)」が決まると、原則として面会できるようになります(接見禁止がついていなければ)。


ここで人事担当者の腕の見せ所。


警察署へ面会に行きましょう。


ドラマのようにアクリル板越しに、「A君、本当なのか?」と聞くのです


目的はドラマチックな展開を楽しむためではありません。


本人から事情を聞くこと」、そして「無断欠勤扱いにならないように、休職の手続きなどを確認すること」です


※ちなみに、差し入れの定番「カツ丼」は、今の警察署では差し入れできません(衛生上の理由など)。現金や着替えを持っていくと喜ばれます。


【Level 4】「起訴休職」という魔法のカード


「有罪か無罪かわからないけど、とりあえず勾留が長引いて会社に来れないし、給料どうするの?」


そんな時に役立つのが、就業規則に忍ばせておくべき必殺技、「起訴休職(きそきゅうしょく)」です。


「起訴されて裁判の結果が出るまでは、とりあえず休職ね(給料なし)」という制度です。


これがあれば、会社籍は残しつつ、給与支払いをストップして判決を待つことができます。


★教訓:あなたの会社の就業規則、「起訴休職」の条文は入っていますか? 今すぐチェック!


まとめ:備えあれば憂いなし(でも起きてほしくない)


従業員の逮捕は、まさに青天の霹靂。


ですが、以下の3ステップを覚えておけば、パニックにならずに済みます。


  1. 即クビにしない(推定無罪!)

  2. 事実関係と報道状況を確認する

  3. 就業規則に則って、冷静に処分を決める


「ウチの社員に限って…」と思っているそこの社長さん。


人間、お酒が入れば何が起こるかわかりません。万が一の時に、このコラムを思い出して冷静に対応してくださいね。


それでは、今週も(警察沙汰のない)平和な一週間を!

 
 
 

最新記事

すべて表示
2026年は「多様性への本気度」が試される!主要改正のトリセツ

2026年が幕を開けました! あけましておめでとうございます。 今年は、会社にとって「人材の多様性」と「社会的な責任」がより強く問われる、いわば『職場インフラ再構築の年』になります。 今回は、「2026年労働法制ロードマップ」を、人事担当者なら押さえておきたいポイントに絞って解説します。 2026年の法改正を読み解くキーワードは、「2.7%」「カスハラ義務化」「101人」の3つです。 1. 障害者

 
 
 
昔は「休み」じゃなくて「接待」だった!? 年末年始休暇の意外な歴史 🎍

いよいよ今年も残りわずか。仕事納めに向けて、デスクの周りがカオスになっている方も多いのではないでしょうか?「早く29日(休み初日)になってくれ…!」とカレンダーを凝視している皆さんのために、今回は**「年末年始休暇の歴史」**を!! こんにちは! 皆さんは「年末年始の休み」と聞くと何を思い浮かべますか? こたつ、みかん、そして「何もしない贅沢」ですよね。 しかし、歴史を遡ると、かつての日本人にとっ

 
 
 
労基法「40年ぶりの大改正」が一旦お預け? 提出見送りの舞台裏

こんにちは! 2025年も押し迫った12月25日。 クリスマスムードの中、人事労務界隈には少し驚きのニュースが飛び込んできました。 これまで「40年ぶりの大改正」と騒がれていた労働基準法の改正案ですが、どうやら 次回の通常国会への提出が見送られる方針 となったようです。 期待(あるいは戦々恐々)していた皆様に向けて、今の状況を分かりやすく解説します。 サンタさんもお休み返上で働いているかもしれない

 
 
 

コメント


bottom of page