top of page
decorative_hand_painted_alcohol_ink_background_with_gold_glitter_0905_edited.jpg

人事労務の最前線! 2025年10月、企業に求められる「両立支援」と「賃金」の新しいカタチ

  • Unite-ventures.com
  • 2025年10月13日
  • 読了時間: 3分

2025年10月。この時期、人事労務の世界では、働く人たちの「多様な働き方」と「生活の基盤」に関わる大きな変化が動いています。特に注目すべきは、育児・介護休業法の改正と、毎年改定される最低賃金です。

今日は、企業が今、何をすべきか、そのポイントを解説します。


【トピック1】10月施行! 育児・介護休業法改正で「柔軟な働き方」が義務に


少子化対策や人手不足が深刻化する中で、政府は「仕事と育児・介護の両立支援」を一層強化しています。2025年10月1日には、育児・介護休業法の改正の第二弾が施行されました。


企業にとって最も大きな変化は、「柔軟な働き方を実現するための措置」の義務化です。

これは、3歳以上で小学校就学前の子どもを育てる従業員に対して、企業が以下の選択肢から2つ以上を用意することを義務付けるものです。


  • 始業時刻等の変更(フレックスタイム制など)

  • テレワークの措置

  • 短時間勤務制度

  • 新たな休暇制度の付与

  • 保育施設の設置・運営


単に制度を用意するだけでなく、従業員から「妊娠・出産」の申し出があった際などに、個別に意向を聴取し、制度を周知することも義務化されました。

これは、企業が「多様な働き方」を単なる福利厚生ではなく、「人材確保」や「社員の定着」に欠かせない経営戦略として位置づけ、積極的に環境を整えることが求められている、ということです。


【トピック2】全国すべての都道府県で1,000円超え! 最低賃金の改定


毎年秋のこの時期に必ず話題になるのが最低賃金です。


2025年度は、すべての都道府県で最低賃金が1,000円を超える水準に引き上げられました。全国平均でも、大きく上昇しています。この最低賃金の上昇は、前回のコラムでも触れたように、物価高騰や人手不足といった社会情勢を背景としています。


  • 企業が取るべき対応


    ➀アルバイトやパートタイマー、一部の正社員の時給・日給・月給が新しい最低賃金を下回っていないか、必ず確認し、改定する必要があります。

    ➁特に、各種手当(例えば、精皆勤手当や通勤手当など)を含めずに計算する必要があるため、計算方法には注意が必要です。


最低賃金の上昇は、働く人の生活を支える一方で、企業にとっては人件費の負担増となります。これを機に、単に賃金を上げるだけでなく、生産性向上や業務効率化を図り、「人への投資」が成果につながる仕組みづくりが重要になってきます。


変化を成長のチャンスに


2025年10月のトピックスは、「働く人一人ひとりを大切にする」という社会全体の大きな流れを反映しています。


  • 育児・介護休業法の改正で、従業員がより長く、安心して働ける環境を整備し、

  • 最低賃金の上昇で、生活の基盤をしっかり支える。


これらの変化は、企業にとって「法令対応」という側面だけでなく、「優秀な人材が集まる、選ばれる会社」になるための絶好のチャンスです。私たちUnite Venturesは、これらの変化を乗りこなし、企業の成長を支える人事労務戦略を一緒に考えていきます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2026年は「多様性への本気度」が試される!主要改正のトリセツ

2026年が幕を開けました! あけましておめでとうございます。 今年は、会社にとって「人材の多様性」と「社会的な責任」がより強く問われる、いわば『職場インフラ再構築の年』になります。 今回は、「2026年労働法制ロードマップ」を、人事担当者なら押さえておきたいポイントに絞って解説します。 2026年の法改正を読み解くキーワードは、「2.7%」「カスハラ義務化」「101人」の3つです。 1. 障害者

 
 
 
昔は「休み」じゃなくて「接待」だった!? 年末年始休暇の意外な歴史 🎍

いよいよ今年も残りわずか。仕事納めに向けて、デスクの周りがカオスになっている方も多いのではないでしょうか?「早く29日(休み初日)になってくれ…!」とカレンダーを凝視している皆さんのために、今回は**「年末年始休暇の歴史」**を!! こんにちは! 皆さんは「年末年始の休み」と聞くと何を思い浮かべますか? こたつ、みかん、そして「何もしない贅沢」ですよね。 しかし、歴史を遡ると、かつての日本人にとっ

 
 
 
労基法「40年ぶりの大改正」が一旦お預け? 提出見送りの舞台裏

こんにちは! 2025年も押し迫った12月25日。 クリスマスムードの中、人事労務界隈には少し驚きのニュースが飛び込んできました。 これまで「40年ぶりの大改正」と騒がれていた労働基準法の改正案ですが、どうやら 次回の通常国会への提出が見送られる方針 となったようです。 期待(あるいは戦々恐々)していた皆様に向けて、今の状況を分かりやすく解説します。 サンタさんもお休み返上で働いているかもしれない

 
 
 

コメント


bottom of page