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海の眺め

起業シリーズ②:起業直後に絶対押さえるべき「人事・労務」のタイムスケジュール

48 分前
読了時間: 3分
空を背景に机で座る人物と、起業直後の人事労務テラスの告知。社会保険労務士事務所Unite-Ventures公式ブログ、2026年9月17日号、起業シリーズ2。

登記が無事に完了し、いよいよ事業スタート!と意気込む時期ですが、実は設立直後から「人事・労務」に関する厳格な法的手続きのカウントダウンが始まっています。


今回は、新人経営者が事業を安全に立ち上げ、本業に集中するために必ず知っておくべき「労務のタイムスケジュール」と、専門家を活用するメリットを深掘りして解説します。


1. 起業設立から5日以内:待ったなしの「社会保険・新規適用」


法人を設立した場合、社長一人の会社(役員報酬が発生する場合)であっても、健康保険および厚生年金保険への加入が法律で義務付けられています。


・期限の厳しさ 原則として、設立日(登記申請日)から5日以内に管轄の年金事務所へ「新規適用届」を提出しなければなりません。

・必要な準備 法人登記簿謄本や法人番号指定通知書など、複数の公的書類を迅速に揃える必要があります。

・放置するリスク 手続きを後回しにすると、年金事務所の調査が入り、最大で過去2年分に遡って高額な保険料を一括徴収される恐れがあります。創業期(スタートアップ)のキャッシュフローにおいて、これは致命傷になりかねません。



2. 起業設立1ヶ月目:コア業務に集中するための「申請代行」活用


起業直後の1ヶ月は、1分1秒でも多く「売上を作るための営業」や「サービス開発」に時間を使うべき最も重要な時期です。しかし、労務手続きを経営者自身で行うと、以下のような見えないコスト(機会損失)が発生します。


・平日の日中に、年金事務所や労働基準監督署、ハローワークへ足を運ぶ必要がある。

・専門用語が並ぶ書類と格闘し、記入ミスによる再提出で何度も窓口を往復する羽目になる。


こうした煩雑な役所手続きは、社会保険労務士へのアウトソーシング(申請代行)を強く推奨します。数万円の代行費用は単なる出費ではなく、「経営者の貴重な時間を買い、事業の成長スピードを落とさないための最も確実な投資」と言えます。


3. 起業設立半年〜採用前:組織のルールを定める「就業規則」の作成


事業が軌道に乗り、初めての従業員(右腕)を雇い入れようと考えたときが、組織づくりの最大の分岐点です。ここで着手すべきなのが「就業規則」の作成です。


従業員が10名未満であれば、法律上の作成・届出義務はありません。しかし、当事務所では「最初の一人を雇う前にこそ、就業規則を作成すべき」とお伝えしています。


・無用なトラブルの回避

残業代の計算方法、有給休暇のルール、休職規定などを明文化しておくことで、「言った・言わない」の労使トラブルを未然に防ぎます。


・会社を守る防波堤 問題行動を起こす社員への対応など、就業規則という根拠がなければ、会社は適切な指導や処罰を行うことができません。


・採用時の強力な武器 ルールが整備されている会社は、求職者に対して「安心して働けるクリーンな職場」という強力なアピールになります。


起業直後のスピード感あふれる時期だからこそ、守りの要である「労務」はプロに任せ、社長には本業へと全力を注いでいただきたいと考えています。私たちUnite-Venturesは、社会保険の新規適用から面倒な手続きの代行、そして将来を見据えた就業規則の作成まで、スタートアップの成長を人事・労務の側面から強力にバックアップいたします。これから会社を設立される方、設立直後でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。





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