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社会保険労務士って?

更新日:3 日前

働く人と企業の“橋渡し”役――それが社会保険労務士(社労士)です。


「社労士って聞いたことはあるけど、何をしている人なのか実はよく知らない」


という声をよく訪問先でも耳にします。実際、税理士や弁護士ほど身近に感じないかもしれません。ドラマなんかでも、ほとんど出てきませんし。でも実は社労士は、働く人にとっても企業にとっても、非常に頼れる存在だと言えます。


たとえば、入社・退職に伴う社会保険の手続き、働く時間や休日のルールを定めた就業規則の作成、残業代の適正な支払いなど、働く現場で起こるさまざまな“人”に関することをサポートするのが社労士の仕事です。


企業側から見れば、法律を守りながら、社員にとって働きやすい職場をつくるためのアドバイザー。一方で、労働者側から見れば、不当な扱いや悩みがあったときに相談できる心強い味方でもあります。


特に中小企業では、「人事部」や「総務部」が十分に整っていないケースも多く、社労士を“外部の人事部”として活用する企業が増えています。コストを抑えながら、専門性の高い支援を受けられるのは大きなメリットだと言えます。


「働き方改革」や「ハラスメント防止」など、労務管理がますます注目される時代。そうした流れの中で、社労士の役割はより重要になっています。


少しでも「社労士って、こんなことをしているんだ」と考えてもらえたら幸いです。今後もし、会社で困ったことがあったときや、自分の働き方について考える機会があれば、「社労士に相談してみようかな」と思い出してみてください。

 
 
 

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